北海道内にある「個人宅名バス停」が話題 道内の最新バス事情とは
北海道のバス会社にある「個人宅名バス停」が話題になっているが、道内の最新バス事情とは…
コロナ禍で、一時期観光客が消えてしまった北海道。その北海道稚内市のバス停が、今SNS上で話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、バス会社やバス協会から、道内の最新バス事情について、詳しく聞いた。
■日本最北端のバス会社
昭和27年に設立された、日本最北端のバス会社であり、乗合バス81台・貸切バス56台(2019年4月現在)を有する宗谷バス。稚内市に本社を置き、宗谷管内の市町村を中心に路線バス営業を行っている。
また、観光シーズン(5月~9月頃)には稚内・利尻島・礼文島に、定期観光バスを運行しており、観光地を巡ることができる。
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■年々利用者が減っている乗り合いバス事業
このバス会社には、本州では珍しい「個人宅名バス停」がある。その数は7つあり、田村宅前、桜井宅前、香林宅前、米山宅前、吉田宅前、伊勢宅前、中山宅前となっている。
しかし、宗谷バスによると、年々バス停を含め、乗り合いバスを利用する乗客は減っている状況だという。