「NAVERまとめ」サービス停止へ イマイチまとまってないその終了理由
webサービス「NAVERまとめ」が、9月30日をもってサービスを終了する。ネットでは辛辣な声が。
いわゆるまとめ記事ができるwebサービス「NAVERまとめ」が、9月30日をもってサービスを終了する。
運営元はLINE傘下のネクストライブラリ社で、同サービスが興隆を極めた2012年ごろは月間約18億ページビュー、3500万ユニークユーザーを記録するなど、絶大な人気を誇っていた。
■終了理由がいまいち…
この日、同サービスのお知らせページに掲載されたのは「NAVERまとめ サービス終了のお知らせ」という投稿。
そこには9月30日でサービスを終えることが書かれており、「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果、今回の決断に至りました」と、その終了理由について、やや曖昧な説明があった。
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■一時代を築いたサービス
NAVERまとめは2009年にサービスが開始。いちユーザーが、ネット上にあるニュース記事やブログ投稿、ツイッター写真など、「素材」を組み合わせて1つのまとめ記事を作れることが特徴だった。誰でも気軽に発信者になることができることがうけ、開始3年で月間約17億ページビューを突破するなど、多くのファンが存在していた。
アクセス数に応じて広告収入を得られるモデルや、検索エンジンでの検索結果での上位表示が多かったことも注目されていたが、一方で転載を許可していないコンテンツや、違法アップされた動画や写真までも容易に流用できることが問題に。
著作権侵害につながると危惧する声が次々上がり、当時は「NAVERまとめへの転載を禁止する」と記載する記事やブログも散見されていた。