宇都宮健児氏、小池都政の嘘を追及 コロナ陽性者数に「数字の操作がある」
東京都知事選に立候補している宇都宮健児氏が1日、これまで都が発表してきた新型コロナウイルスに関するデータなどについて「数字の操作がある」と猛抗議した。
■都が抱える問題点も
そのほか、必要な検査が行われなかった結果、自宅で孤独死し、死後コロナ陽性だったと判明したような「不適切事例」が290例中36例が東京だったということも挙げた宇都宮氏。
さらに厚労省が各都道府県に「PCR検査体制」について点検し回答するように求めているにもかかわらず、東京都が期限を20日以上過ぎても回答していない点など、東京都が抱えている問題点も次々質問状に掲載し、記者陣に明かしていった。
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■「回答できないわけがない」
宇都宮氏は、「小池さんは過去の討論会で、新型コロナウイルス対策について聞かれ、『うまくいっている』を示す『○印』の札を上げていた。そう自負されているのであれば、回答できないはずはない。大昔のことではなく、現在進行系で当たっている問題なのだから」と説明する。
「回答できない場合は問題を認めたことになる。もし数字の操作などが行われていた場合、これは重大な問題で、政治家としてやってはいけないこと。都民にとっても、(この質問状への回答は)大変な問題になる」と熱く語った。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤星生)