意外な場所で25年間働き続けた旧型パソコン その存在に誰もが感動と感謝

ゆりかもめ公式ツイッターが2日、設備メンテナンス用として長年使用していたパソコンの「引退」を報告。ネット上で驚きの声が上がっている。

2020/07/04 07:00

東京のお台場エリアを無人自動運転で走る「東京臨海新交通臨海線」、通称ゆりかもめ。その公式ツイッターが2日、設備メンテナンス用として長年使用していたパソコンの「引退」を報告した。

旧式のPCが現役バリバリだったという事実を伝えるこの投稿は、3日23時現在、1.9万リツイート、3.8万いいねを超えるほど広く拡散し続けている。



 

■懐かしいこのフォルム


ゆりかもめ公式は、「設備メンテナンスで使用していたパソコン(写真)が引退しました。25年前のノートパソコン『PC-9801』で、開業から使用していました」とコメントを添え、なんとも懐かしその姿を公開した。

同路線の開業は今から25年前の1995年。写真に写る機種はその数年前に発売されたモデルだったようで、当時の販売価格は40万円前後、重さは約3キロ、液晶は白黒であり、現在のノートパソコンと比べると見た目の重厚感がケタ違いだ。


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■メーカーも感激

システム上の関係か開業以降このPCを使い続けてきたようで、同アカウントは「持ち運びには苦労しましたが、安全・安定運行を陰から支える、頼れる一台でした。おつかれさまでした」と続け、名機の引退をねぎらった。

この投稿には、同機のメーカーであるNEC公式アカウントが反応。

「長らくご利用いただきありがとうございます!リツイートさせていただきました!」と感謝を込めたメッセージを投稿した上、同社パソコン部門の公式アカウントであるNECパーソナルコンピュータのアカウントも「25年もの長きに渡り、ウチの子がお世話になりました 弊社の工場でそれを設計したチーム(親たち)も、このお話を大変喜んでおります」と感激の声を上げている。


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■コミケ公式も感謝
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