『アッコにおまかせ』専門家の発言が波紋 「東京はすでに第二波来ている」
『アッコにおまかせ!』では東京都の新規感染者数の急増がテーマに。専門家の展望が話題になった。
新型コロナウイルスの新規感染者数が、連日100人以上出ている東京都。5日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)ではこのことが大きく扱われたのだが、その中でも、長野保健医療大学の特任教授・北村義浩氏の見解に注目が集まっている。
■「その都度説明して」
直近1週間の新規感染者数の合計が、601人であり、都の感染者数合計である6,655人の10分の1近くにのぼると明かした同番組。これを受け和田アキ子は、政府の対応をやや疑問視する。
4月の大きな波の際には緊急事態宣言が出されたにも関わらず、今回は「発出する状況に該当するとは考えていない」とされていることを挙げ、「でも今までの基準からすると明らかに人数多くなってるんですよ」と首をかしげる。
「あれ危ないのかなと思ったら、宣言出ないし…」と困惑した様子で話し、最後には「色んな意味で色んなことが変わっていくから、その都度説明してもらわないと…」と訴えた。
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■第二波はすでに来ている?
これを受け、「今後東京はどうなるか」について、専門家の北村氏に質問を行った同番組。その回答は「今後2週間増え続けると見られ、多い日には200人を超える可能性もある」というもの。
さらに、感染者数が目立って増え続けている20代〜30代に限っては、「第二波がすでに来ていると考えられます」と話す。
こうした状況を踏まえ、「現在の結果があらわれる2週間後に後悔しないように、首都圏には今すぐにでも緊急事態宣言を出してほしい」と語った。