ゴジラの行進? 青森で撮られた不気味な雲の「正体」を気象庁に聞いた

本州の最北端、青森県・大間町で、まるでゴジラが行進しているような不思議な雲の塊が確認され、ネット上で話題になっている。一体これはなんなんだ…。

2020/07/07 07:00


 

■地震雲? 気象庁に聞いた

しかしこの写真。気象の素人からすると、何かが起こる「前兆」なのでは、と邪推したくなってしまう。

念のため気象庁に確認すると、「今回のものは、おそらくケルビン・ヘルムホルツ波による雲。風の速さが雲の上と下で違っていて、波を打ったような雲になる現象です。年間に何回か見られますが、ここまで綺麗なのは珍しいですね」(気象庁天気相談所の三浦さん)と丁寧に説明をしてくれた。

「地震雲や不吉な前兆では!?」と質問すると、「基本的に悪い前触れになる雲というのはありません。雨に変わる兆候とかは形によってありますが、地震が起きる兆候や、不吉とかそういったものはないんです。安心してください」とビビり上がる記者を優しくなだめてくれた。


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■「あーゴジラだね」

ネットでも今回の写真は話題に上がっており、「見たことの無い現象」「これは中々見事!」こんなに綺麗な状況で発生するものなのですね…!」「ステッカーか、紙袋にしちゃいましょ」と不思議な雲の形に感激する声が飛び交っている。

一方で、「あーゴジラだね。初めて見た」「巨神兵の行進」「ダイダラボッチじゃよ」「めっさ大きい人達がクロールしてる影」とこの光景を見たユーザーたちの間で連想ゲームが勃発し、盛り上がりを見せている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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