貴重なディープ産駒が5億1000万円で落札 過去には驚愕の6億超えという馬も
競走馬が5億1000万円で落札された。過去の高額落札馬の衝撃の事実とは…
13日と14日に北海道のノーザンホースパークで、競走馬のセレクトセールが開催。その中で、億を超えた金額で落札される馬が続出した。
■残されたディープ産駒
13日には、歴代4位となる5億1000万円でシーヴの2019が落札された。父親は史上2頭目の「無敗の三冠馬」ディープインパクト(記事写真)という良血馬である。
ディープインパクトは、昨年7月に17歳で急逝。骨折による安楽死だった。父・サンデーサイレンスの後継種牡馬として最も多くの活躍馬を輩出し、2012年から2019年まではリーディングサイアーと輝いている。
つまり、今回落札されたのは、残された貴重なディープ産駒の1頭であり、昨年は種付け頭数も抑えざるを得なかったため産駒も少ない。なお、購入者は実業家の国本哲秀氏で、過去にはGIレースを制したショウナンパンドラを所有するなど、有力馬主としても知られている。
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■過去には6億3000万円も
これまでの最高落札額はどのくらいなのか。実際に調べてみたところ歴代1位は、2006年に6億3000万円で落札されたディナシー(父:キングカメハメハ・母:トゥザヴィクトリー)という牝馬。
そして、2位が6億2640万円のアドマイヤビルゴ(父:ディープインパクト・母:イルシーヴウェーヴ)、3位が5億1450万円のザサンデーフサイチ(父:ダンスインザダーク・母:エアグルーヴ)、その他にも3億円以上で落札されている馬は少なくない。
一般人からすると途方もない金額ではないだろうか。