東京女子医大、看護師大量退職報道に反論 「なんらかの手当支給考えている」
東京女子医大が看護師大量問題について突然の反論。その具体的内容とは。
■看護職を軽く扱っていることはない
また一部で「本学が看護職を軽く扱っているような誤解を招く内容の報道もある」とし、「そのようなことは決してございません。看護職も、他の職種の教職員と同様に、本学にとっては大切な存在であります」としている。
さらに、一部教職員からは「施設設備に回す資金を賞与の支給に充てるべき。また6億円をかけて理事長室を設置することはおかしい」との意見も出ている件。
これについては「移転するのは本部事務部門並びに理事長室であって、理事長室設置だけに6億円もの多額の資金を投じることはない」と反論している。
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■内部も混乱か
総務部広報室は「連日、本学について報道されている件につきまして、多くの皆様にご心配をおかけしております。また、報道されている内容に対して一部混乱を招き、大変ご迷惑をおかけしております」。
「今回の情報について誤った認識を持つ一部の本学教職員がおりましたので、7月15日付、7月17日付にて、本学教職員に対して文書を通知いたしました」とコメントした。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)