露フィギュアスケート期待の星が自殺 名古屋での国際大会ジュニアでも金メダル

心身両面で健康であることが重要なトップ・アスリートたち。まだ若い彼女は、自身が抱える大きなトラブルに打ち勝てなかったのか。

2020/07/19 17:20

フィギュアスケート
(Ozge Emir/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

明るい未来が約束されている、才能あふれる若い人の自殺ほど悲しく切ないニュースはない。ロシア、そしてオーストラリアの人々は今、あるフィギュアスケート五輪代表選手の死に大きなショックを受けている。



 

■遺書を残して飛び降り

豪フィギュアスケートの五輪代表選手として知られる、ロシア出身のエカテリーナ・アレクサンドロフスカヤさんが、わずか20歳にして死亡した。

モスクワにある自宅アパートの窓から飛び降りたもので、遺書めいたものが残されていることから自殺が強く疑われている。最期に誰かに「愛しています」と訴えかける内容だと報じるメディアもあるようだ。


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■名古屋の国際大会で「金」

身長154cm体重43kgと小柄なアレクサンドロフスカヤ選手。2000年1月1日にロシアで生まれたが、2016年にはオーストラリアのハーレー・ウィンザー選手(23)とペアを組み、そこから快進撃が始まった。

ウィンザー選手のコーチがロシアでペアの相手を探すなかで発掘されたといい、2017年10月にはオーストラリアの市民権を取得。同年に名古屋で開催された『ISUグランプリファイナル 国際フィギュアスケート競技大会』でも、ペアはジュニアで堂々金メダルに輝いていた。

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■ペアを組んでいた選手は…
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