GU、夏の定番アイテムの謎チョイスに「何故これを？」とロックファン驚愕

■ロックファンの本音は…

ひょっとしたら記者が知らないだけで、とうとうOMDが日本でも再ブレイクを果たしたのかと思い、ひとまず「OMD」「GU」というワードでツイッターを検索してみる。

するとやはり、戸惑いを感じたロックファンからの「ここでOMDチョイスは謎すぎる…」「OMDのTシャツなんて誰が買うの！？ おれが買うよ！」「どの層に向けて商品化したのか気になって夜も眠れない…」といったツイートが散見された。

イギリスの音楽カルチャーに造詣が深い男性に今回の企画に対する感想を聞いてみると、「マンチェスターのケミカルに対して、リバプール出身のOMDを合わせたのだとしたら…企画したのはかなり分かってる人ですね」という鋭い考察が登場。

また「Joy Divisionの1stジャケの世界的なブレイク以降、ポストパンク関連のアイテムがカジュアルファッション界に入ってくるのは個人的に歓迎です」と、好意的なコメントも寄せている。

GU
ケミカルは分かるけどOMDがくるとは
¥790だし何枚か pic.twitter.com/UHsOGQjt2w

— ハシエンダ (@hacienda_1201) July 13, 2020

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■気になるクオリティ

今回は、OMDの1stアルバムのジャケをモチーフにした1枚を購入。790円（税別）とかなりお手頃価格だが、値段に反して素材や作りもしっかりしている印象を受けた。気になるデザインがあれば、試しに買ってみるのも手だろう。

ちなみにこちらのジャケットデザインを手掛けたのは、イギリスのアーティストのピーター・サヴィル。今年3月、『ユニクロ』から同アーティストとのコラボTシャツが展開されたが、『GU』でOMDのデザインが採用されたのは、その時の縁があってのことかもしれない。

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（取材・文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）