さんまが歴史的大不漁の緊急事態 水産庁は「稚魚の生き残り悪くなっている」

さんまが歴史的不漁によって価格が高騰している現状。その原因とは…

2020/07/22 18:30


 

■親潮の勢力減も影響

日本に来遊したさんまは、水温が上昇していることによって、日本近海になかなか近づいて来なくなっている。また、さんまは低い水温を好むが、親潮(寒流)の勢力が弱くなったり、北海道沿岸に温かい水のかたまりが出来たりもしているという。

このような影響から、稚魚の生き残りも減少し歴史的不漁につながっているそうだ。


関連記事:明石家さんま、LiSAと『鬼滅の刃』トークで大盛り上がり 「もし自分が柱だったら…」

 

■今後は資源管理を強化

今後は、北太平洋漁業委員会(NPFC)による各国の漁獲量の調整など、資源管理を強化していくという。なお、さんまの養殖については、経済的にペイ出来ないため、力を入れていないそうだ。養殖は、うなぎやまぐろといった高級魚でないと、なかなか利益が出ないという。

・合わせて読みたい→ナイナイ岡村、明石家さんまに怒られる覚悟で「あえてしていないこと」を激白

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

北海道中国台湾ロシアさんま阪急百貨店水産庁親潮寒流
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング