はあちゅう氏、ネット中傷めぐる有名税の対義語を提案 「誰も逃げられません」
はあちゅう氏が自身のツイッターより、「有名税」に関する持論を展開。その内容に反響が寄せられている。
22日、ブロガーのはあちゅう氏が自身のツイッターを更新。今改めて問題視されているネット中傷、および「有名税」に注目したツイートを投稿し、反響の声が寄せられた。
■「有名税」の対義語
はあちゅう氏は「顔出しして叩かれることは今まで『有名税』と言われてきたけど、匿名で誹謗中傷した結果支払う慰謝料は、匿名税だろうか」と綴り、有名税の対義語について考える。
続けて「身元を明かしていればしなかった行為であり、支払わなくてよいお金だった」と、ネット中傷および慰謝料についてバッサリと切り捨てていた。
顔出しして叩かれることは今まで「有名税」と言われてきたけど、匿名で誹謗中傷した結果支払う慰謝料は、匿名税だろうか。身元を明かしていればしなかった行為であり、支払わなくてよいお金だった。有名税を強いた側が自分たちも税を払うフェーズに入ったのかも。税金からは誰も逃れられませんね…
— はあちゅう (@ha_chu) July 22, 2020
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■「有名税」に疑問の声
同ツイートを、「税金からは誰も逃げられませんね…」という意味深な文言で締め括ったはあちゅう氏。続くツイートでは、「有名税の時代から匿名税の時代へ」と綴り、時代の移り変わりを示唆してみせた。
一連のツイートを受け、「有名税が昔から嫌いでした」「有名税の名の下に、相手を一方的に殴って良いと解釈するのは都合良すぎる」「なるほど…これからは匿名税の時代か」といったコメントが多数寄せられている。
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■ネット社会の匿名性
インターネット上には匿名で利用できるサイトやアプリ、ゲームも多いが、ネット中傷を行なった人物が慰謝料を払うケースも現代では珍しくなく、「完全なる匿名」とは言い難いだろう。
ちなみに以前、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査を行なったところ、「ネットは匿名だと思って利用している」と回答した人は全体の30.6%と判明している。
また、はあちゅう氏は有名税に対し、「一般的に女性の方が多く取られると感じています。やたら見た目と年齢で叩かれる」とも考察していた。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代の男女1,789名 (有効回答数)