スポーツの日に考えたい東京五輪延期 早い決断を望む声も
本来なら東京五輪が開幕するはずだったスポーツの日。延期について考えてみると…
■賛成する人の声は?
延期に賛成するのは50代男性のKさん。
「世界的にコロナが蔓延している状況で開催できるわけがない。延期は当然で、もっと早く決めて海外からの渡航者を制限するべきだったと思う。
アスリートにとって1年間モチベーションを持続させるには体力的にも精神的にも厳しい場合もあると思いますが、この状況では仕方がない。日本にとっては、運が悪いとかし言いようがないですね」
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■反対する人も
一方20代のBさんは、延期に反対だという。
「開催ありきの延期ではなく、中止を決めるべきだったのではないかと思う。コロナは全世界に蔓延し、その勢いは全く衰えることを知らない。明確な治療薬も出てくる気配がないし、それを全世界に行き届けるには相当な時間がかかる。
来年開催の方針ですが、それを念頭に海外からの渡航者を誰でも受け入れたら、日本でコロナ感染者が増え、医療が崩壊してしまう。色々な利権が絡んでいるのかもしれませんが、優先されるのは日本国民の命であるべきです。中止するなら早く決断してほしい」
7割が「延期やむなし」と感じている東京五輪。致し方ないことではあるが、方針をなるべく早く決めることこそが必要だったのではないだろうか。再延期はないとの報道もあり、今後の判断も早く求められるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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