秘密裏に出産した10代の母 へその緒がついたまま投げ捨てた新生児が危篤状態に
出産したばかりの赤ちゃんをつかみ、自宅の窓から投げ捨てた母。年齢はまだ16歳で、家族も少女の妊娠に気付いていなかった。

16歳という若さで妊娠し、現実を受け入れられぬまま苦悩していたのだろうか。少女は家族にも事実を伏せたまま臨月を迎え、自宅でこっそり出産を終えるなり、あまりにも残酷な行為に走った。
■騒音に隣人が気付く
7月18日のこと、マレーシアにある住宅の外でドスンという音が響いた。驚いた隣人が外に出て様子を確認したところ、ケガを負った新生児が落ちていたという。
赤ちゃんはまだへその緒が絡まった状態で、命はあるものの、自力では呼吸も極めて困難な状態であると判明。すぐに病院に搬送され集中治療室で医師団に見守られているが、厳しい状態が続いていると報じられた。
関連記事:「殺人で満たされた」 世界を震え上がらせた15歳女子の妊娠が発覚
■赤ちゃんの母親
通報を受け駆け付けた警官隊は、同住宅で暮らす16歳の少女が出産した可能性が極めて高いと判断した。
事情を聴かれた少女は「違う、私の赤ちゃんじゃない」と話していたが、寝室などに血痕が残っていたこともあり、嘘をつき通すことを断念。「ボーイフレンドとの間にできた子です」と真実を明かした。
少女は自宅のトイレで出産し、へその緒を自分で引きちぎるなり、寝室の窓から赤ちゃんを投げ捨てたとのこと。産後の出血がひどく動揺していたことから、細かい事情についてはまだ明かしていない。