祖父母の「女の孫など要らない」で大喧嘩に 悩んだ夫が自殺し妻がショック死

命は女性から生まれるというのに、「女の子の誕生を素直に喜べない」という人々がいるとは…。

2020/07/26 19:30


 

■娘の誕生は経済的損失を意味

インドやパキスタンに古き時代から伝わる「ダウリー」という持参金制度。夫とその家族はそのお金でまずは宝飾品、車、家電製品など好き放題の買い物を楽しむといい、その後の嫁に対する態度や扱いも金額次第だ。

こうしたことから、女の子が生まれた家では「いつか嫁ぐ日のため」と苦労して大金を準備しておかなければならない。インドでダウリーは1961年に法律で禁止となったが、保守的な高齢者が仕切る地方の村や町では、今なお娘たちは持参金とともに嫁ぐという。


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■新生児の殺害や児童婚の問題

こうしたことから、インドでは貧困家庭で生まれた女の赤ちゃんが殺される事件や、逆に金銭を受け取れるとして、幼少の娘を高齢の男性に嫁がせる児童婚が後を絶たない。

また胎児の性別を知って中絶を望む夫婦もおり、ここ数年インドでは女の赤ちゃんの人口が男の赤ちゃんの人口の9割にとどまっている。

また、女の子の親が「適齢期を過ぎたら恥ずかしい」「死別や離婚で追い出されないよう」などと考えがちであることも、ダウリーがなくならない一因だ。そのため、インドの少女たちが高等教育を受け、経済的に自立することの重要性を訴える人権専門家は多い。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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