コロナ禍で需要高まる家庭用花火 じつは見えない在庫が存在するケースも
コロナ禍で家庭用花火の需要が高まった今夏。しかし、店側には在庫を一度に出せない事情があるようで…。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月ごろから数々のイベントの延期や中止が発表されてきた。夏の風物詩といえる花火大会も例外でなく、各地で中止のアナウンスが相次いでいる。
その反動もあってか、現在、家庭用花火の売れ行きが上昇中だという。
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■夏といえばやはり花火
はっきりとしない天気が続く昨今だが、晴れ間を見つけて花火に興じる人は決して少なくない。住宅街で線香花火の音を耳にし、夏の訪れを実感した人もいることだろう。
ツイッターを見ても、「今年は家の花火で我慢」「やっぱり日本の夏は花火だね…」といった具合のしみじみとしたツイートや、眩い閃光を発する花火の写真が多数投稿されていた。
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■都内ドンキを訪れると…
全国に400店舗以上展開するディスカウントストア「ドン・キホーテ」でも、花火はやはり人気商品。都内ドンキの店員に話を聞くと、やはり例年と比べて売れ行きはかなり好調のようだ。
しかし花火の陳列してあるコーナーを見ると、大量のPOPでアピールしているにも関わらず、商品の展開はドンキにしては控えめに感じられる。
決して少ないわけではないのだが、「山積みになったマスク」のような物量のインパクトを発していないのだ。