マスクなしの観光客増加で日々募る不安 現地に住む人の複雑な本音
「Go Toトラベルキャペーン」が話題の昨今。観光客が増えることによって、観光地に住む人は何を感じる?
新型コロナウイルスの影響で、経済的に打撃を受けている観光地。この状況を受けて、国内の観光需要喚起を目的とした「Go Toトラベルキャンペーン」が話題になっている。
■マスクをしない観光客も…
経済活動の活性化は観光地にとって重要なポイントでもあるが、実際に住んでいる人はどう感じているのだろうか。観光地として有名な山梨県に住むAさんから話を聞いた。
Aさんいわく、一時は閑散としたものの、先日の4連休を前にした20日頃から再び観光客が増え始めているそう。しかし、多くの観光客はマスクをしておらず、Aさんは「正直怖いです」と本音を語る。
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■生活のために受け入れるしかない
観光客向けに多くの店が営業しているものの、住人としては「本音は来てほしくないです。でも、生活があるから受け入れなくてはならない」と複雑な心境を訴えた。
また、地方は高齢者も多く、若年層の観光客がマスクをせずに大人数でスーパー等で買い出ししている様子を見ると、感染拡大への不安が大きくなるばかりだという。