うがい薬買い占めに薬局店員が戦慄 ひと晩明けて恐怖高まる理由があった
大阪府・吉村洋文知事の発言の影響を受け、にわかに注目度の高まったうがい薬。薬局の店舗では店員の悲鳴が多数上がっており…。
■店員は「正直怖かった」
同店の店員に話を聞いてみると、14時から15時の間に大量の客が押し寄せ、うがい薬は即座に完売してしまったとのこと。店に立っていた店員は当然会見の様子やテレビを確認することができなかったため、店を訪れた客から事情を聞いてことの発端を理解したという。
大勢の客がやって来た一連の騒動について「正直怖かったですね…」と回想しており、マスクやトイレットペーパーの買い占めが起こった数ヶ月前の光景が頭をよぎったと苦笑いを浮かべつつ語ってくれた。
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■悲痛な叫びはネット上にも
全国のドラッグストアで同様の騒ぎが起こっているようで、ツイッターには「ドラッグストア店員の気持ち」というハッシュタグも登場。
「今回の報道のお陰で、お客様がうがい薬コーナーに密集しました。中にはマスクをしてない人もいました」「残念ながら日本人はマスク騒動から何も学んでいなかったようです」など、嘆きのツイートが多数投稿されている。
他にも「また商品の在庫を聞かれる日が続くのか…」「明日の出勤が憂鬱です」「明日の早朝から店頭に並ぶ客が大量に出てきそう…」といった具合に、うがい薬を求める客の対応を想像し、頭を痛めている店員も少なくない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)