加藤浩次、エコバッグ万引き実態のフォローに反響 「万引きの全体数は…」
『スッキリ』レジ袋有料化に伴い、エコバッグに注目が集まっている昨今。番組ではいわゆる「エコバッグ万引き」に焦点が当てられ…。
レジ袋の有料化に伴い、注目度が上昇しているエコバッグ。しかし商品が会計済みなのか判別しにくいというデメリットもあるため、「エコバッグ万引き」と呼ばれる事例も発生しているようだ。
5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)ではMC・加藤浩次がエコバッグ万引きに関するデータを補足し、称賛の声が寄せられている。
■卑劣なエコバッグ万引き
同日の放送ではレジ袋有料化の始まった7月より、エコバッグを使用した万引きに悩まされているというスーパーや古書店が登場。監視カメラの捉えた映像を見ると、会計前の商品かごにエコバッグを被せ、目立たない位置に移動して商品をエコバッグに移し替える女性の姿が確認できた。
番組に出演した万引きGメンからはその他の主要な手口が紹介され、MC陣は「エコバッグ万引きが7月以降から目につくようになった」と強調している。
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■加藤が注意したポイントは…
一見すると万引きの数が一気に増加したともとれる内容だが、加藤は「レジ袋が有料化されて、エコバッグになったから万引きの全体数が増えたっていうデータは出てないです」「これミスリードにならないよう言っておかないといけないと思うんですけど」としっかりフォローしている。
続けて「店側からするとエコバッグ万引きが目につくようになった」と、エコバッグをめぐる現状についても補足を入れた。
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■「ワイドショーでこれは立派」と称賛
細かい補足ではあるが、ほんの少しの情報のあるなしで報道の意味は大きく変わってしまうもの。
加藤のフォローに対し、ツイッター上には「エコバッグ万引きの件、注釈を付けていて良心的に感じました」「偏見が多いワイドショーの中で、これは立派」「加藤さんは発言がしっかりしてるわ」といった称賛の声が上がっている。
番組ではエコバッグ万引きのほかに、レジ袋有料化に伴う不満をレジの店員にぶつける「レジハラ」についても特集しており、店員に対する同情の声も多数上がっていた。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)