原子爆弾投下から75年 日本人は平和ボケしていると思う?
1945年8月6日の広島市、8月9日の長崎市、あれから75年。国際社会の平和と安定を考えるきっかけに…
1945年8月6日の広島市、8月9日の長崎市、ふたつの都市に原子爆弾が投下されて75年。甚大な被害を受け、多くの市民が命を奪われた。
被爆から75年たった今、都市は見事に復興したものの、未だに核兵器は地球上に存在する。世界中の核兵器が廃絶されていないにもかかわらず、戦争は過去のこととして扱われがちである。
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■日本人は平和ボケしている?
戦争だけではなく、世界の情勢はどんどん変化しているが、争いごとのない平和な日常が続くと思う人を「平和ボケをしている」という。とくに、安全保障に関する現状を把握せず、危機感を持っていない日本人に対して「平和ボケをしている」と皮肉を言う人は多い。
そこで、しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女2,163名を対象に、日本人は平和ボケをしていると思うか調査を実施した。
69.3%が「日本人は平和ボケしている」と回答。国の安全を守るために軍事力だけでなく、核兵器も必要としている国家もいくつかあり、日本人の無関心ぶりに危機感を覚えている人はかなり多い。
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■中高年が危機意識
「日本人は平和ボケしている」と答えたを年代別に見ると傾向が。
親や祖父に戦争経験者を持つ60代の割合が高く79.9%となっている。戦争の悲惨さを聞いている世代は、各国の脅威を抱えながらも世の中の状況を「平和ボケ」と感じているようだ。