熱中症警戒アラート、発令されたときに絶対取るべき「4つの行動」
気象庁と環境省は6日17時、関東甲信地方に熱中症警戒アラートを発表した。このアラートが出たら、我々はどうすればいいのか?
■7日、練馬は最悪の数値
このアラートの特徴は、警報が出るエリアが比較的細かく分けられていること。
熱中症警戒アラートの公式サイトに掲載されている7日の「東京都」を見てみると、11のエリアごとに暑さ指数(WBGT)が算出されており、練馬は都内最高値となる「33」でかなり高い危険度を意味し、続いて厳重警戒レベルとして東京都心部31、江戸川臨海31、八王子30、府中30、青梅30などの記載がある。
どの地域が熱中症の危険性が高いかがわかりやすく、無理な外出などを控える目安になるというわけだ。
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■警報出たらどう対応すべき?
前出の公式サイトには、アラート発令時の予防行動が説明されており、それによれば以下4つのアクションを実施してほしいという。
(1)気温、湿度、暑さ指数(WBGT)を確認する。
(2)3密を避けつつ熱中症リスクの高い「高齢者」「子供」「障害者」などに積極的に声をかける。
(3)エアコンなどがない屋内外での運動や活動は中止または延期とし、不要不急の外出はできるだけ避ける。
(4)暑さを避ける、マスクを適宜はずす、こまめに水分補給するなどの「熱中症予防行動」を普段以上に実践する。
先日、気象庁が発表した今後の見通しでは、今年の夏は平年より猛暑になる見込み。熱中症警戒アラートがどこまで効果を残すか、期待したいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)