マスクの夏、各地で危険な暑さに 気象予報士たちが警戒呼びかけ

東京都などで、今年初めて35℃を超える猛暑日となっている7日。著名な気象予報士たちがSNSで警戒を呼びかけている

2020/08/07 16:00


マスクの夏
(itakayuki/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

7日、西日本から東日本の太平洋側の広い範囲で気温が上がり、東京都では気温35℃を超える今年初めての猛暑日に。感染症対策も求められる中での猛烈な暑さに、気象予報士たちが熱中症対策への厳重な警戒を呼びかけている。



■静岡、東京など午前中から35℃超

報道によると、7日は西日本から東日本、東北南部を中心に広く高気圧に覆われ、午前中から各地で気温が上昇。

午前11時の時点で、静岡県静岡市で35.7℃、東京都府中市で35.1℃を記録している他、埼玉県越谷市と愛媛県大洲市で34.9℃、東京都心で34.7℃に。

7日の最高気温は各地で35℃を超える猛暑日の予報となっており、気象庁と環境省は共同で東京都、千葉県、茨城県に「熱中症警戒アラート」を発表している。


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■気象予報士たちが警戒呼びかけ

ツイッター上では、著名な気象予報士たちが、熱中症への厳重な警戒を呼びかけている。森田正光氏は「東京、11:38に35度を超えました。今年初めての猛暑日」とツイート。

気象学者の荒木健太郎氏は「熱中症の危険度が極めて高くなっています」とし、「暑さは絶対に我慢したり我慢させてはいけません。適切な暑さ対策をして、熱中症に厳重に警戒をお願いします」と呼びかけた。

また、『ZIP!』(日本テレビ系)の出演などで知られるくぼてんき氏も、東京都が今年初めて猛暑日になったことに言及。多くの気象予報士たちが熱中症への警戒を呼びかけている。

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■約2割の人が熱中症を経験
気象予報士猛暑日酷暑熱中症熱中症警戒アラート
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