「PCR検査で陰性なのでマスクしない」客が出現 加藤浩次の警鐘に共感相次ぐ

『スッキリ』PCR検査をめぐるトラブルについて特集。加藤浩次が同検査の意義についてコメントし、反響を呼んでいる。

2020/08/12 13:00


加藤浩次

新型コロナウイルス対策の一環として注目を集めているPCR検査だが、同検査で「陰性」が確認されたゆえの問題も勃発している模様。12日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次が同検査の認識について言及し、反響を呼んでいる。



■マスクを着けずに来店し…

番組は、PCR検査にて新型コロナが「陰性」と判定された人々が招いたトラブルにフォーカスした。

とある飲食店では、「自分はPCR検査で陰性が出たからマスクはしません」と店員に告げ、マスク未着用で店に訪れた客がいたという。店側がマスクを提供し、着用を促したところ相手は素直に応じたが、「PCR検査で陰性反応が出たらもう(新型コロナに)感染しない」と考えていたと発覚。


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■そもそもPCR検査とは…

PCR検査とは、「いま新型コロナに感染しているか」を確認するための検査。検査の後に感染する可能性は依然として潜んだままだが、検査の結果が「陰性」であったことを過信する人は決して少なくないようだ。

そういったいくつかの事例を受け、加藤は「陰性反応があった2秒後にはもう、感染する確率があるということを分かっておかなきゃいけないと思う」と力説。

PCR検査の結果が陰性であろうと、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの確保といった基本事項の重要性が揺るがないことを強調した。


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■相次ぐ共感の声

今回の加藤の主張を受け、ツイッター上には視聴者からの「今日も加藤浩次が良いこと言ってる」「そうなんだよ、陰性判定の数秒後には感染の可能性があるんだよ」「PCR検査を乱発しても意味がないことをしっかり説明してくれた」など反響の声が多数上がっている。

情報番組の中にはPCR検査のリスク等を取り上げないケースもあるようだが、同検査の問題点について触れたことを評価する声も少なからず確認できた。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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