コロナでお墓参り代行が活況 「バチ当たらないのか」お坊さんの本音を聞いた
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、お墓参り代行をふるさと納税の返礼品として登録する人が増えているという。
■代行を任された人も…
そのうえで今回のお墓参り代行は、「仮に信仰の部分も他人にしてもらう考えがあるなら、問題があるかもしれません」と説明。
だがコロナだけでなく少子高齢化などの問題から、お墓参りに行けず、管理が不十分な状態になったお墓の掃除をやむなく他人に任せることは問題ない、と明かす。
代行を任された側も「ご自身がいただく仏縁として真摯に受け止めるのであれば、代行をすることで、仏縁を広げる行為にもつながるのではないでしょうか」と、かえってメリットがあるようだ。
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■バチが当たることはないが…
子孫を苦しめたいと思う先祖や、バチを当てるような仏は存在しないが、今回の代行を依頼できるのは、経済的に余裕がある人だろう、と推測。
そのため、お墓参りの管理の手間が面倒だ、と感じることが理由の代行だとすると、先祖からもらった仏縁を台無しになってしまうため、「バチが当たるとかではなく、せっかくの機会を逃すのがもったいない行為だと思います」と話した。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)