高知県警、ブレイクダンス交えよさこい祭りの踊りを披露 参加した感動的な理由
新型コロナウイルス感染拡大で中止となった高知県の「よさこい祭り」。高知県警が披露し、YouTubeに配信した動画が話題だ。
■参加した理由は…
動画を製作した、高知県警察本部警務部警務課の西森さんは、今回のプロジェクトに参加した理由を「よさこい祭りは高知県では大きな祭りで、それが中止になったのは大変なことだと痛感しました。例年、交通整備で協力させてもらっていますが、今回、動画配信という機会だからこそ、踊って応援できると思い、参加させていただきました」と明かす。
ベースとなる振り付けをもとに、「敬礼や、部隊編成を変えるといった、警察の特色を織り交ぜてアレンジしました」といい、ヒップホップやブレイクダンスなどの経験者を採用し、ハイレベルな作品に仕上がったと秘訣を語った。
拡散されたことに「『かっこいい』と言っていただいて、純粋に嬉しいです。警察が参加したことが、いかに大事に思ってもらえて非常に嬉しく思います」と喜んだ。
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■主催者もにっこり
上記プロジェクトの主催者である、泉創太さんは、動画を応募したことで、「『今年は衣装を着る機会はないと思っていたけど、動画撮影でよさこいチームの仲間と協力できてよかった』といった反応が続々と寄せられています。形は違いますが、今年もよさこい祭りがあって嬉しかったようです」とほほ笑む。
高知県警の動画がバズっていることにも「警察の方々は例年、道路整備をしていただいており、ぜひとも今年のプロジェクトに参加してもらいたかったので、賛同してくれて嬉しかったです」と話している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)