
少年少女に広がる重度のスマホ依存。バスルームにもそれを持ち込む若者が多いと考えられているが、充電器の扱いや危険な使用方法をきちんと認識しているだろうか。
■バスタブのなかで意識なく…
ロシアのモスクワでこのほど、自宅のバスルームで入浴中だった15歳の少女が心肺停止状態で発見され、救急搬送されるも病院で死亡が確認された。
地元紙の『モスコフスキー・コムソモーレツ』は少女の名を“アンナ・K”さんと示し、彼女がバスルームにスマートフォンを持ち込み、充電しながら使用していたと伝えている。
関連記事:新型コロナ感染し隔離施設で療養中だった男 患者の14歳少女を強姦し逮捕
■階下の住民から苦情
少女が意識を失ったことでバスタブからはやがてお湯が溢れ、漏れた水は床からアパートの階下へ。真下の住民が「天井から水が漏れてくる」と苦情を入れたことで、少女の家族はバスルームで異変が起きていることを知った。
養父が施錠されていたバスルームの扉をこじ開けたところ、意識なく倒れている少女を発見。お湯に落ちていたスマホには充電器がセットされており、救急救命士も警察も感電死を疑っている。