尾木ママ、コロナも発生した塾の授業に懸念 「長時間同席など危険性が高い」

尾木ママが塾での集団感染に触れつつ、「長時間授業」のリスクを呼びかけた。

2020/08/18 07:45

尾木ママ・尾木直樹
(写真提供:JP News)

17日、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が、自身のブログを更新。今年の塾での長時間授業について綴った。



 

■「長時間同席などは危険性が高い」

尾木ママは、16日に都内の塾に通っていた小中学生7人が新型コロナウイルス検査で陽性が出ており、30代の塾講師から感染したとみられるといった報道を取り上げつつ、「いずれも長時間の受講者ばかり感染したようですね」と一言。

現在の塾講義は、「夏休みに入って学校の授業の遅れ取り戻そうと、どうしても長時間授業になりがち」としたうえで、塾では「机間の距離はしっかりとり、マスクや消毒はやっていたといいます」と行える対策をしていただろうと予想した。

しかし、ある程度の対策をしても、「長時間同席などは危険性が高いことがはっきりしました」と自身の考えを綴っている。


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■夏休みの課題は…

同日には、夏休みの宿題に関して心配ごとを投稿。「早い地域は今日から二学期開始。今週中に続々と開始する予定です」と小中学生の夏休みが明けるとしている。

「宿題は学校によって量が随分と違うようですが、今追い込みかけている人も多いことでしょうね」と多くの小中学生たちの行動を予想しつつ、「あまり無理しないでね」と心配。

続けて、「自分じゃ『大丈夫』と思っていても突然心折れたり、塞ぎ込んだりしてビックリさせられます」と夏休みの宿題は意外と心労を呼ぶことを注意した。また、そんな宿題に追われる子供がいる母親へ向け、「お母さんも気をつけてあげてね」と呼びかけている。


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■8割が「新型コロナ怖い」

しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査を実施したところ、全体の79.2%の人が「新型コロナウイルスが怖いと思う」と回答している。

新型コロナウイルスが怖いと思うグラフ

今回塾で感染が発覚した小中学生たちは7人のうち5人が無症状だったようだ。若い人は、無症状の感染者が多いというデータも出ている。

感染が発覚しないまま家に持ち帰った結果、親や祖父母にうつしてしまうというケースが1番怖い。重症化しやすい疾患持ちの人や高齢者はもちろん、自分の周りを救う気持ちを持つことが求められるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)

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