女性へのわいせつ行為で黒潮町長が辞職 職員は「自慢の町長だったが」
黒潮町長が女性に対するわいせつ行為で辞職。町職員からは驚きの声が。
高知県黒潮町の大西勝也町長(49)は19日、女性に対する自身のわいせつ行為の責任を取って辞職した。しらべぇ取材班は、町から経緯等を詳しく聞いた。
画像をもっと見る
■風光明媚な自然豊かな町
高知県黒潮町は、美しい砂浜や磯が続く海岸線と緑豊かな山々の広がる町で人口約1万1千人。
「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」をコンセプトに、4kmの砂浜を「美術館」に見立て、「美しい松原」や沖に見える「くじら」、流れ着く「漂流物」など全てを作品とした砂浜美術館などが自慢だ。
そんな町のトップが突然辞任することになった。
関連記事:富山の小さな町が動画でオンライン帰省のススメ 町長は「離れていても家族」
■車内でわいせつ行為を
大西氏によると、女性とは町長の職務を通じて知り合い、今年、県内の飲食店で別の知人とともに会食した。知人が帰った後、2人で別の店で飲酒し、店を出てから自分の車に乗るよう促した。女性は拒否したが、車内で体を触った。女性からは後日にも抗議を受けたという。
会見の冒頭で、「傷つかれた相手のかたの心の傷が少しでも癒えることのみを願いながら、猛省の日々を過ごして参りますことをお許しください」などと謝罪した。