山﨑賢人出演映画『狂武蔵』 主演・坂口拓が意外な製作経緯を明かす
坂口拓と下村勇二監督が『活弁シネマ倶楽部』にゲスト出演。山﨑賢人が出演する映画『狂武蔵』について対談している。
山﨑賢人が出演する映画『狂武蔵』の主演・ 坂口拓と監督の下村勇二氏が、映画を語るYouTube チャンネル『活弁シネマ倶楽部』にゲスト出演。日本のアクション界を牽引する2人が、本格的な剣術を用いて挑戦的に作り上げた本作について、対談方式で語っている。
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■斬新な撮影を用いて製作
『狂武蔵』は、たった独りで述べ588人を斬り捨てるという、アクション俳優の第一線を走り続ける坂口だからこそできる本格アクションを、9年前にワンシーン・ワンカットという斬新な撮影を用いて製作。
昨年、『キングダム』『GANTZ』シリーズなどで知られる下村監督がメガホンをとり、全編91分のうち、そのワンシーンの前後のシーンを撮影した。
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■企画立ち上げは意外な経緯
番組冒頭、坂口は本作の企画の立ち上げに関して、「(元々は)最後の10分くらいをワンカットで、リアルに“本当に殺し合ってやろうぜ!”みたいな感じで練習してたんですけど、その映画が色々な経緯があって潰れて」とコメント。
「クランクイン前に潰れたんで、機材とかスタッフを押さえてたんですね。で、勿体ないから機材を返すギリギリの日に、“1日1 カットでやってみるか”ということで、やり始めたのがきっかけですね」と77分1カットの撮影に至った経緯について意外な事実を明らかにした。
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■撮影開始5分で指を骨折?
映画が作れなくなってしまうという挫折の思いもあり、当初は精神的にもズタボロだったという坂口だが、一緒に準備してきたスタッフに対して申し訳ないという気持ちもあって、「10分も77分も変わんねぇだろう(笑)」と開き直って前に進んだことを赤裸々に明かしている。
また、番組内では、撮影開始5分で指を骨折したというエピソードの詳細や、撮影後の精神状態、なぜ2020年に公開したのか、下村監督にとっては、見事なアクションシーンを披露した『キングダム』と再タッグの山﨑に関してなど正面から語っている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)