指揮者の動きにはルールがない? クラシックの謎にチコちゃんが迫る
『チコちゃんに叱られる』で指揮者の謎について解説。実は細かなルールは存在しないようで…
21日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なぜ指揮者は手を振る?」が話題となっている。
プロの演奏には指揮者が付き物だが、素人から見ると指揮者がどういった役割を果たしているかは分かりづらい。音楽をやっていない人でもわかるようにチコちゃんが解説してくれた。
■「一瞬先の未来を演じているから」
チコちゃんのテーマに対する回答は「一瞬先の未来を演じているから」という。指揮者が未来を演じているとはどういうことなのだろうか。
指揮者とは、作曲家が書いた楽譜を見て、どんな曲かというのを頭に思い浮かる。そしてそれを演奏者に演奏してもらうため、身振り手振りで自身の解釈を伝えるの役割のようだ。
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■指揮者にはルールがない
指揮者の手の振り方には、ルールがあるように思えるが、実はこれといった決まりはなく人によって様々なのだという。解説した先生は、指揮について「そんなに難しくないよ。指揮者は自分勝手にやってる」と回答するほど指揮者によってバラバラなようだ。
力強く、身体と手を大きく振る人や、手だけを最小限に動かす人、踊るように指揮する人など、人それぞれだ。実は、指揮者が誕生したのは、18世紀の終わりから19世紀のはじめごろ。