内田理央、初主演舞台に「来たか…」とドキドキ 役作りは「倍返し」の某有名ドラマで
ブルー&スカイ氏の舞台『星の数ほど星に願いを』が本日より上演開始。主演の内田理央に見どころを聞いた。
脚本家・演出家のブルー&スカイ氏による新作演劇公演『星の数ほど星に願いを』が、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、27日より上演される。
しらべぇ取材班では、今回の舞台で主演を務める内田理央が出席した合同取材会に参加。同作の見どころや稽古中の様子など話を聞いた。
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■「倍返し」の某有名ドラマで勉強
物語の舞台となるのは、町工場・高見沢製作所。河原で拾ってきた石ころを「どんな願いも叶う神秘の石」としてインチキ占い師たちに売りつけることにより財をなしていた工場なのだが、悪質な霊感商法の評判もすっかり広まり、インチキ占い師も激減、銀行からの融資も絶え、資金繰りに窮していた。
そんな中、銀行員のナナ(内田)が銀行から融資の回収の命を受けて高見沢製作所にやってきて、工場の看板商品「神秘の石」が本当に「どんな願いも叶う力」を持てば工場の業績が回復するだろうから、がんばって石の品質を向上してほしいと無茶苦茶な要求を突きつけるのだった。
内田:今回の舞台は全く堅いお話ではなく、大変なご時世を笑い飛ばせるような、くだらないコメディになっています。ナナという役は融資ができないと告げにいく一見冷たい銀行員なんですけど、本当は工場を再建したいと一番願っている、とても一生懸命な女性です。最初の印象と本質が全然違うところがポイントだと思います。
今回は銀行員ということもあって、あまり動き回らず、みなさんのことを見守ったり、全体を俯瞰で見ているという役なので、体で喋るというものとはまた違った、目に見える動きではない、お芝居を見せられたらなと思います。
私自身、銀行に行くと、受付の方としかお話しする機会がないので、銀行員のイメージは「倍返し」の某有名ドラマで勉強させていただきました(笑)。優しい銀行員さんと厳しい銀行員さんがいらっしゃると思うのですが、厳しい銀行員さんの立ち振る舞いはすごくイメージができました。
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■「来たか…」とドキドキ
これまでにも舞台出演の経験はあるが、主演を務めるのは今回が初となる内田。作品を引っ張っていく緊張感はもちろん、新型コロナウイルスが猛威をふるう状況とあって、万全な対策を取りながら行う稽古にも戸惑いがあったようだ。
内田:舞台をあまり経験していないので、「来たか…」というドキドキと、キャストのみなさんが舞台で活躍されている方ばかりなので、主演を務めさせていただくプレッシャーもありました。
ソーシャルディスタンスを保ちながら稽古をしているので、コミュニケーションを普段通りにとるのもなかなか難しくて、本来であればできるであろうレクレーションもですし、一緒にご飯を食べることもできないので。今、徐々に親交を深めさせていただいている最中です。