内田理央、初主演舞台に「来たか…」とドキドキ 役作りは「倍返し」の某有名ドラマで
ブルー&スカイ氏の舞台『星の数ほど星に願いを』が本日より上演開始。主演の内田理央に見どころを聞いた。
■「魔法みたいな感じ」
ナンセンス演劇の極北として、奇抜な設定と展開で、演劇界のみならずドラマ・映画業界内にもファンが多いブルー&スカイ氏の舞台。内田は「私は真面目に演じているだけで、ストーリーが面白くなるっていう魔法みたいな感じ」と絶賛する。
内田:ブルーさんはすごく不思議な方で、内なる面白さがめちゃくちゃ滲み出てるんですけど、とても物静かなんです。マスクで声があまり聞き取れないことがあるんですけど、耳を傾けてよく聞いてみると、そのアドバイスが天才的に面白かったり、「鬼才」ってこういう方のことを言うんだなと思いますね。
ジョンソン&ジャクソンの『ニューレッスン』で共演した池谷のぶえが、ブルー&スカイ氏の演出について「厳しい」と述べていたのだが、内田が感じる限りでは厳しさはないようで、舞台スタッフは「これからもないと思います。ないまま、初日を迎え、千秋楽を迎えると思います」と予想していた。
内田:今のところ厳しさはなくて、もしかしたらこれから厳しくなっていくのかも…! 「(このお芝居で)合ってるのかな?」と思うことのほうが逆に多いんですけど、ブルーさんは大きめのマスクをしているので、顔色をうかがうこともできなくて(笑)。
稽古中に演出をされるとき、ブルーさんが実演してくれるんですけど、それがまた面白くて、毎回楽しみにしています。朗らかでとても優しい方ですね。
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■舞台に挑戦して得た気づき
今年初めに放送された主演ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京系)が好評を博すなど、映像作品のキャリアを着実に積み重ねている内田。慣れない舞台を経験することで、新たに得た気づきはあるのだろうか。
内田:すごく個性的なキャストのみなさんが、稽古の中で毎回違うことにチャレンジされているので、「そっか、稽古は挑戦する場所なんだ」と改めて思いました。
最初は不安で緊張していたんですけど、今は「思いついたらやってみよう」という楽しさに変わりました。みなさんのお芝居が楽しいので、稽古中も笑いを我慢するのが大変です。