劇団ひとり、安倍首相会見の印象語る 「すがすがしい感じ」
劇団ひとりが安倍首相の会見を振り返り、「大変だっただろう」と心中を察した。
29日に放送されたお笑いタレントの劇団ひとりが『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)に出演。28日に辞意を表明した安倍晋三首相についてコメントした。
■「すがすがしいような…」
会見を見た劇団ひとりは、「ここ最近見る総理の雰囲気からすると、すごくすがすがしい感じがした。ずっと悩んで決心したのかなと。ご病気で辞めるとはいえ、言葉が力強かったなという印象を受けた」と感想を述べた
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■心中を察する
直近では、新型コロナウイルスの対応で忙しくしていた安倍首相。アベノマスクなどで批判を受けることも多かった。劇団ひとりは「大変なストレスだったと思いますよ。いいことは褒めてくれないのに悪いことはえらい叩かれてね」とした。
MCの中居正広も「そういう風に報道されがちですよね。ミス・誤りを追求しがちですからね」と共感した。
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■次期首相は…
同番組に出演していた社会学者の古市憲寿氏は「個人的には残念」としつつ、「7年半はとても長い期間で、働き方改革など国民から喜ばれるような改革を行った一方で、消費増税とか国民が嫌がるような改革もしたのは長期政権だったからできたこと」と分析。
中居が「今後の総理に求めるものは?」という問いかけに対し「次の総理が大変。まずコロナ対策もあるし、税金の話もしないと思う。コロナで使ったお金をどういう形で集めるのか。結構な難題をしなければならないという点で嫌われる覚悟のある人にやってほしい」と語った。
現状の新型コロナの対応や収束後どういった方針で政治を行うのか、それ以外にも問題や解決しなければいけないことは多くある。次期総理はどうなるのだろうか、注視したい。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)