警視庁、簡単にできる窓ガラス飛散防止対策を紹介 台風接近に備えて
特別警報級まで発達すると予想されている台風10号。その影響を受ける予報が出ている地域の方々は、どうか早めの対策を
台風9号に続く台風10号は、特別警報級にまで発達し、その後日本列島に接近するとの予報が出ている。
そうした中、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターは、暴風による窓ガラス飛散を防ぐ方法を紹介。早めの備えを呼びかけている。
■窓ガラス飛散を防ぐ緊急措置
急に暴風雨が強まり、家の内側から窓ガラスの飛散防止措置をとることになったときの方法をご紹介します。段ボールやカーテンを利用する方法ですが、あくまで急遽の措置です。事前に飛散防止フィルムを貼っておいたり、台風が接近しているときなどは、早めに外側から対策しておくことをお勧めします。 pic.twitter.com/hGfVAUoRxI
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 1, 2020
相次ぐ危険な台風の発生・接近を受けて、同アカウントは今月2日に「急に暴風雨が強まり、家の内側から窓ガラスの飛散防止措置をとることになったときの方法をご紹介します」とアナウンス。
「あくまで緊急の措置です」と前置きしたうえで、「ダンボールと養生テープを窓ガラスに隙間ができないよう貼り付け、ダンボールが足りない場合には、カーテンをしっかり閉め、洗濯ばさみで補強する」ことで、ガラスの飛散対策ができるという。
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■養生テープを貼ることは「有効」
また、窓ガラスの飛散防止対策としては「事前に飛散防止フィルムを貼っておく」ことも望ましいとのこと。
ちなみに、昨年台風19号が東日本に接近した際に話題となった「養生テープを窓ガラスに貼る」という対策について、しらべぇ編集部がアルミ建材メーカー「YKK AP株式会社」に聞いたところ、「養生テープを貼ることで窓ガラスの強度が上がるわけではないが、ガラスの飛散防止策としては有効」とのこと。
飛散防止フィルムは手に入らずとも、養生テープがある人はこうした対策もやっておこう。
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■停電・断水にも備えて
また、暴風対策と併せて必ず準備しておきたいのが、停電と断水への備えだ。昨年の台風15号では千葉県などが暴風による甚大な被害を受け、大停電となったことも記憶に新しい。
夜間の停電に備え明かりの確保はもちろんのこと、集合住宅によっては停電と同時に断水状態となってしまう場合もあるため、バスタブに水を溜めておく、家族全員分の飲料水の確保なども忘れずに備えておきたい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)