にらめっこはどうやって生まれたかチコちゃんが検証 意外な人物が起源だった

『チコちゃんに叱られる』でにらめっこの歴史を解説。意外な人物がそのルーツだった。

2020/09/05 08:20

チコちゃん

4日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「にらめっこって何」が話題となっている。



 

■起源は平清盛

チコちゃんのテーマに対する回答は「戦に勝つための訓練」という。にらめっこと戦の関連性は全く見えないがどういうことなのだろうか。解説してくれた日本文学を研究する先生が知る記録の中で、日本市場最も古いにらめっこをした人物は、平清盛だったという。

当時の平家の反映を描いた平家物語の一部をわかりやすく絵にした書物を見ると、「目競」と書いてあるようだ。これは、平清盛が骸骨をにらみつけ、目力で退治したという話。それが「にらみつける」となり、変化して「にらめっこ」という言い方になったと思われると紹介した。


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■武士がなぜにらめっこを?

日本人がシャイというのは、今だけの話でなく、武士の時代から言われているようだ。人と向き合うと少し目を話す習性があった当時の日本人。

普通のコミュニケーションならそれでもいいかもしれないが、戦の場合、相手から目をそらすということはその段階で負けを意味する。にらめっこというのは、武士が相手を真正面から見据えて打ち勝つというための訓練だったという。

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■笑ったら負けはいつから?
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