『TVタックル』ビートたけし、GoToトラベルとコロナに持論 「普通に外歩きたいだけ」

「GoToキャンペーン」やコロナ禍の生活について、ビートたけしが持論

2020/09/06 15:40

ビートたけし・北野武

6日放送の『ビートたけしのTVタックル』で、ビートたけしが「GoToキャンペーン」やコロナ禍の生活について独自の見解を示した。



 

■「GoToトラベル」の効果を検証

番組では7月22日から開始された「GoToトラベルキャンペーン」の効果を検証。大阪府でタクシーや貸切バス事業を運営する日本城タクシーの坂本社長に恩恵の有無を聞くと、「あるわけない。下々には回ってきませんね、あれは大手用」と話す。

さらに大阪で7月に感染が再拡大したこともあり、予約が立て続けにキャンセルになったそうで「感染覚悟で(旅行に)行ってくれって言って、行く人は誰もいない」「売上は(昨年8月)1,500~1,600万円ぐらいからから(今年8月)16万円」と苦笑いを浮かべる。

そして「初めからやり方がおかしいよね。感染防止と経済の両輪と言ってるわけだから。ブレーキとアクセル同時に踏んだらいいだけなのに」と「GoToトラベルキャンペーン」の問題点を口にした。


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■ビートたけしが独自見解

スタジオにも登場した坂本社長は「なぜ感染していない普通の人が自粛しないといけないのか。ちょっと旅行行く前に検査したら良いだけなのというのは、なぜ誰も言わないのか不思議でしゃーないね」と話す。

この日ゲスト出演した自民党の石原伸晃衆議院議員は「GoToトラベルキャンペーン」の成果について、「まだ1ヶ月しか経っていないから、もう少し様子を見なければわからない」としつつ「1割ちょっとのものはプラスに作用した。『(効果が)凄く出た』とは私は思わないから、悪いところは改善する」とコメントする。

「GoToトラベルキャンペーン」についての議論を聞いたたけしは、「旅行と考えりゃ、気分が良いから旅行に行くんであって、病気が心配で、いくら1万円安いからって、旅行行くか?」「とにかく、『大丈夫だ』っていうのを、先にしようよってことだよね」と指摘した。

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