日当たりの良い部屋を借りたら… 半年後の悲劇に目も当てられない

日当たりの良さと静けさが気に入って、少し高い部屋を借りた20代女性。しかし、入居してわずか数ヶ月で状況が大きく変わってしまうことに…

2020/09/07 07:20

窓を開ける女性
(show999/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

「ここだ!」と思う部屋を見つけ、引っ越したまでは良かったものの……いざ入居してみると、予期せぬ事態が起こってしまう場合も。

しらべぇ編集部では、入居からわずか半年で物件の周辺環境がガラりと変わってしまったという女性の実体験をもとに、こうした場合に家賃交渉などは可能なのか、齋藤健博弁護士に聞いてみた。



 

■日当たりの良さが気に入った部屋

南向きで日当たりが良いこと、家の前が畑という静かな環境が気に入り、予算よりも少し家賃の高い部屋を借りたというAさん(20代女性)。

しかし、入居からわずか数カ月後に「家の前に新しいアパートが建つ」ことがチラシ1枚で通達されたという。入居から半年が経つ頃には、新しく建ったアパートのせいで日当たりが悪くなっただけでなく、Aさんの部屋のリビングと新しいアパートの北側の大きな窓が向かい合う形となり、プライバシーも気になってしまう状況に。


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■入居前に説明もなく…

ちなみに、Aさんの部屋と新しく建つアパートの大家は同一人物なのだが、入居前にAさんに対して新しくアパートが建つという説明は、不動産店担当者からも一切なかったそう。

「アパートが建つことが分かっていれば、無理して予算よりも高い部屋を借りることはなかった」と話すAさんは、入居時と環境が大きく変わってしまったため、「我慢するか、引っ越すしかないのか……」と悩んでいるという。

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