病気の金魚展示で炎上のアートアクアリウム 原因は「コロナ禍でオープン遅れたことで…」
今話題のアートアクアリウム美術館がオープン早々、炎上する事態に。その原因とは…
8月28日に東京・日本橋にオープンし、大きな話題を呼んでいる「アートアクアリウム美術館」。この美術館が、オープンから2週間を経過した今、SNS上で炎上する事態に陥っている。いったい何が原因なのか。
■文化庁の認可を受けた美術館
アートアクアリウムは2007年から夏の風物詩として毎回、期間限定で開催されてきた。これまでの入場者数は1,000万人超えを誇る水族アートの展覧会で、8月下旬に初めて常設施設として日本橋にオープンした。
2,000平方メートルの巨大な敷地に3万匹を超える金魚が展示されており、これまでに類をみない規模となっている。また、文化庁開催の日本博で、日本を代表する現代アートとして、認可・支援を受けた美術館でもある。
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■炎上の原因とは
SNS上には、「展示はきれいだが、病気の金魚が蔓延している」、「紹介されたテレビ番組でも、病気の金魚がガッツリ映っていた」、「病気の金魚の展示がアートという認識なのか」といった批判的なコメントが相次いでおり、炎上状態となっている。
アートアクアリウム美術館は、しらべぇ編集部の取材に対して「コロナ禍において当初のオープン予定から2ヶ月も工事が遅れ、開業間近に魚を水槽に投入しなければならない、予期せぬ現実があった。平時であればこのようなことがなかったはずで残念でならない」と述べた。
魚を飼育する際は、それまで住んでいた水と変わるときが一番体力に負担がかかるときであるという。