オンライン授業中に倒れた教授が死亡 死因は新型コロナ感染との報道も

体調不良に苦しみながら、オンライン授業を続けていた女性。講義中に体調はさらに悪化し、そのまま倒れてしまった。

2020/09/12 17:40

オンライン授業
(Victoria Denisova/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

学生にも人気があり同僚にも尊敬されていた大学教授が体調を崩し、咳や呼吸困難などの症状を自覚するように。それでも仕事を続行しオンラインで授業を行っていたが、その最中にいきなり倒れ、帰らぬ人となった。



 

■悪化した体調

アルゼンチン・ブエノスアイレスの大学で教えていた46歳の女性が、長引く体調不良に悩んでいた。

咳などの症状に苦しんでいた女性は、8月の後半にツイッターを更新。「(症状が出始めてから)すでに4週間以上が経ったというのに、まだ良くならないの」と書き込み、関係者も健康状態を心配していたという。

女性が所属する大学は、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため授業をオンライン化。インターネットで多くの学生が授業を受けていたが、女性の体調は明らかに悪そうだったという。


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■授業中に倒れた女性

そんなある日、やはり体調がすぐれぬ状態のままオンライン授業を行っていた女性は、いつも以上に息苦しさを感じ始めた。

授業の続行は難しいと感じたのか、女性は「肺炎を患っているんです」と学生たちに告白。その後も苦しそうな様子を見せたことから、学生たちも女性の状態が極めて悪いことに気づき、動揺した。

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■死亡した女性
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