
結婚して夫婦となったら、楽しみや喜びを存分に分かち合い、つらいときも互いに支え合い、人生の最も信頼できる相手として生きていくのが理想だろう。
しかし結婚式からわずか数日しか経っていないなか、自ら命を絶ってしまった夫がいる。そして妻は、深い悲しみのなかで絶望してしまった。
■夫は服毒のうえ自損事故
インド・マディヤプラデーシュ州のインドール県で、新婚の若い夫婦が次々と自殺を図ったことがわかり、波紋を広げている。
結婚式からわずか数日後という今月9日、32歳の夫はひとりで車を運転して自損事故を起こした。所持品から遺書が発見され、直前に毒を飲んだことが判明し、自殺による事故と断定された。
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■妻は後を追い投身自殺
新婚生活は始まったばかりだというのに、愛する夫に先立たれて絶望感にさいなまれた20代の妻。彼女は将来を期待される研修医だったが、夫の後を追うことを密かに決心した。
実家でしばらく静養することが決まり、飛行機のチケットが準備され、父親が迎えにくるはずだった11日午前、妻はショッピングモールのバルコニーから身を投げた。
なんとか命はとりとめたものの、脚と頭部に重傷を負って予断を許さない状況だ。