行方不明の美人バレリーナ マネージャーが「殺して遺体を酸で溶かした」と供述
地位も名声も手に入れた美しいバレリーナ。信頼していたある男に、性的な写真を撮影させたことが悲劇の始まりだった。
今から6年前、超一流のバレエ団で活躍していた若い女性が、突然行方不明になった。事件性が強く疑われ、年月とともに生存への期待がますます困難になっていたなか、捜査は新たな展開を迎えたようだ。
■若手バレリーナが行方不明に
パリ・オペラ座バレエ団、イギリスのロイヤル・バレエ団と並ぶ「世界三大バレエ団」のひとつ、ロシアのボリショイ・バレエ団。
ここで活躍していたバレリーナのひとり、オルガ・デミナさん(当時25歳)が、2014年8月20日に忽然と姿を消した。
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■マネージャーが国外逃亡
当時、オルガさんは恋人がいながら、自身のマネージャーを務めていたマルハズ・ジャボエフ(現在40歳)という妻帯者の男とも、肉体関係を持っていた。
またオルガさんの失踪と同時にジャボエフには、オルガさんの恋人から不動産詐欺でお金をだまし取った疑いが浮上。警察はジャボエフ容疑者の行方を追ったが、クルド人難民に扮し、すでに国外逃亡を図っていたという。