1本450円!? 癖が強い自販機で見つけた謎の高級缶コーヒーをレビュー

1本450円もする高級缶コーヒーが高速道路のパーキングエリアにあるという。しらべぇ記者はその味を確かめに車に飛び乗った!


 

■気になる味は…

缶コーヒー

口に入れた瞬間、香りが鼻を抜けた。これは美味い。一般的な缶コーヒーより香りが強く、後味が爽やかでスッキリとしている。といっても薄いわけではなく、しっかり抽出されたコーヒーといった感じだ。缶ではなかなか飲めないクオリティである。

同商品の公式サイトを見ると「ボトル缶史上最高に贅沢で美味」「アフリカのタンザニア・キリマンジャロで収穫された香り高いキリマンジャロ豆を100%使用し、淹れたての珈琲の風味を再現」とこだわりの深さが解説されていた。

さらに「カフェに行かなくてもご自宅で本物の味をお楽しみ頂けます。また、大切な方へのギフトとしても大変喜ばれております。熨斗のご用意もございます」と、商品にかなりの自信があるのか、贈答品としてもおすすめと説明している。


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■製造元はあの会社

缶コーヒー

メーカーのトーヨーベンディングは、ドライブ好きなら一度は目にしたことがある自販機の提供元。

サービスエリアなどにある自動販売機「ミル挽き珈琲 アドマイヤ」と聞いてもピンとこない向きが多いと思うが、コーヒールンバのBGMに合わせて、ミル挽きから提供までの一部始終をモニターに映し出す“なんだかすごそうな自販機”といえば、わかる人も多いのではないか。

そう、あの自販機から十二分に伝わる「美味いコーヒーを飲ませたい」熱意と技術。その味と思いがそのまんま缶に詰め込んだのがこのボトル缶だったのだ。

本気の珈琲を、運転しながら味わいたい…そう考えると価格も不思議と納得できる気がしてきた。もし立ち寄ったSAまたはPAでこれを見かけたら、ぜひ贅沢なコーヒータイムを味わって見てほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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