■職員も立ち直れず
審問に出席した保育所の所長は、ひどく動揺した様子で「(あのような事故の発生は)最も恐れていたことのひとつでした」と発言。危機感はあったというが一瞬で起きた事故だったとみられ、現在は子供の首に絡むような物は一切使用を許可していないことも明かしている。
保育所が雇った弁護士は「悲劇的な事故でした」と語り、今もなお職員の苦悩は続いているとも付け加えた。この審問に、男の子の両親は出席しなかった。
関連記事:公園のブランコに排泄物をこすり付ける90歳の女 驚きの主張に町民らは激怒
■意外に危険な遊具
保育所、保育園・幼稚園や公園などに置かれている、たくさんの遊具。それらで遊ぶ子供たち全員を常に見守りケガを防ぐことは難しく、日本でもジャングルジム、滑り台、ブランコなどで子供がケガを負う事故がたびたび起きている。
これら遊具については安全性を十分に確認し危険な物は撤去するなど、事故が起こるまえに対策を講じる必要がある。
・合わせて読みたい→6歳兄が猛犬から妹を救い90針縫う大怪我 『アベンジャーズ』に勇気を学ぶ
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)