渋谷駅の名物改札が廃止 集まった観衆に対し駅員からストレートな一言が…
渋谷駅の主要改札の一つ、「玉川改札」が25日終電を持って廃止された。
■いよいよフィナーレ
終電が終わると、駅員たちが改札周辺に出てきて、利用者がいないことを確認。ある駅員は改札に貼ってあった「玉川改札廃止」の案内ポスターを早くも剥がす作業に入り、ある駅員は記録用に改札の写真を撮影していた。
その数分後、1人のベテラン駅員が改札前に出てきたため、集まった観衆の一部からは拍手があがり「ありがとう！」という歓声が。
とある男性グループからは「最後の挨拶だね」「これ泣けるやつ」という声も聞こえてきたため記者も涙腺を引き締めて待っていたが、もちろん駅が終わったわけではないためそんな挨拶はなく、「終電終わりましたので、すぐにこちらから退出してください。左右の階段をご利用ください」というニュアンスのストレートな案内だとわかり、皆だんまり。
迷惑にならにならぬよう、蜘蛛の子を散らすように退去しそれぞれの家路に帰った。
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■新たな連絡通路も誕生
改札があった階層は、渋谷マークシティ方面につながる連絡通路がある。
この連絡通路もこの日で廃止となり、26日初電からは「西口連絡通路」「渋谷フクラス接続デッキ」という新たに新設された2本の歩道橋を迂回路として利用し、利便性を図る。
役目を終えた玉川改札周辺は今後大きく形を変えそうだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤）
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