病院に運ばれた女児が「死なせて」と医師に懇願 虐待した両親の身柄を確保

両親に愛されるどころか、繰り返しひどい虐待を受けていた女の子。病院に搬送された彼女が願ったのは、死だった。

2020/09/27 08:00


 

■両親の身柄確保

女の子は、過去にもたびたび凄まじい暴行を受けていた可能性が極めて高いという。そして今回ようやく当局が捜査を開始し、9月3日に両親の身柄を確保。女の子を強姦したとみられるオジは逃走中で、そちらの身柄確保に向けても当局は努力を続けている。

女の子は過去に「腸に傷ができた」として病院で治療を受けたほか、脚にいくつもの切り傷を負って搬送されたことも。脚の傷については父親が関与を認めず、「すべては妻のせい」などと話したことが分かっている。腸に傷がついた経緯に関しては、現時点では明かされていない。


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■妹の不審死

女の子には3歳の妹がいたが、今年6月に死亡。死因は窒息死で、事件性はないと判断されていたという。しかし日常的な暴力にさらされていた可能性もあることから、捜査再開に向け当局が動き始めた。

まだたった7歳の女の子を痛めつけ、死を望むほど追いつめた家族。それに見合う刑罰が下ること、そして女の子が回復し幸せになれることを、多くの人が望んでいる。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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