ジャルジャル優勝の『キングオブコント』が称賛される理由 待たれた優勝
今年の『キングオブコント』を、ジャルジャルの優勝、三村マサカズの点数、後半有利の空気などから分析。
『キングオブコント』(TBS系列)が9月26日に行われた。ジャルジャルが優勝を決めたが、今回はどのような回だっただろうか。
優勝した奴!!! pic.twitter.com/nrA159tQZR
— ジャルジャル (@jarujaru12th) September 26, 2020
■お笑いの日
レベルの低い『キングオブコント』などと揶揄されることがたびたびであるが、今回もそのような意見はWeb上において散見された。しかしそれは冷静に例年と比較してそうなのだろうか。
今回の大会はジャルジャルをはじめ、ベテラン勢が揃った大会だった。そして何より今回は『お笑いの日2020』(TBS系列)として、午後2時より8時間の生放送のお笑い祭の締めの企画として『キングオブコント』が行われる。
ゆえに例年よりは高いボルテージの『キングオブコント』だったと言えるだろう。
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■特に後半有利な傾向
その点、例年より空気は温まりやすく、後半にかけてよりよい空気で『キングオブコント』が行われたと言えるのではないだろうか。
点差をしっかりとつける松本人志の審査点数を見るとその形跡は確認できる。特に3組目までは80点台であり、合計点数が最低であった後半登場のうるとらブギーズの点数も、 松本にとっては下から3番目と、後半の空気の温まり方の影響を窺い知ることができるのだ。