マスコミ界に新たな取材ルール　一部記者からは「取材メディア激減しそう」

感染者の一進一退が続いている国内の新型コロナウイルス。街中では店頭での体温測定、アルコール除菌、マスク着用が当たり前になったが、このたびマスコミ業界ではさらに厳格化されたコロナ対策ルールが登場し、一部で話題となっている。

 

■ゲームの記念イベントで…

ミクシィが展開するエンタメ事業のブランド「XFLAG」。

ゲームアプリ『モンスターストライク』『共闘ことばRPG コトダマン』などの人気アプリを生み出したブランドで、10月3日、4日にはこれらゲームに関するステージやアトラクションを詰め込んだオンラインイベント「XFLAG PARK 2020」が開催される予定だ。

新たなコロナ対策ルールが適応されたのはこのイベントで、当日会場で取材を希望するメディア記者は「事前のPCR検査受診が必須」という条件が出されたのだ。受診できなかった記者は現場には一切入れない。

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■「初めて聞いた」

月に約40〜50本、イベントや記者会見などの取材に行っているフリーライターのO氏はその条件を知り「PCR検査受けていないと会場にすら入れないというのは初めて聞いた」と驚きを隠せない。

「最近では記者会見場にガムテープで四角く仕切り線が引かれ、記者同士のソーシャルディスタンスを維持するイベントはよくあるが、ここまで厳しいと取材メディアも激減しそう」と予想。その一方で、「現時点では人気ユーチューバー・はじめしゃちょー、虫眼鏡、エハラマサヒロらの出演が明かされている。キャストやスタッフを守る上では非常に重要」と続けた。