ペヤングの迷作「アップルパイ味」徹底レビュー　アレを載せると神グルメに…

■アップルパイ三種の神器で進化させる

よりスイーツ的に楽しみたい需要もありそうなので、よりアップルパイらしさをプラスするアレンジも試してみた。「アップルパイ三種の神器」といえば、バニラアイス、シナモン、りんごジャム。これがあれば優勝だろう。

まずはバニラアイス。湯切り後の麺なら、アイスも溶けずに楽しめそうだと踏んだ。実際にやってみるとリンゴのかやくよりアイスのほうが量的にも多いので、リンゴ感が物足りなく感じてしまった。

そこで二番手の登場。リンゴのコンポートジャムを追加し、リンゴの存在感を上げていく。さらにここで三番目であるシナモン投下。もともとソースに入っていたシナモンもほのかに香る程度だったので、追いシナモンでバランスをとる。

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■本気のアップルパイペヤングが完成した

盛り付けの効果でアップルパイ感はアップしたかもしれない。問題はソースの塩気とマッチするかだが……。一口食べてみると、意外といい感じだ。

ここまで来るともう「やきそばを食べている」という感じでもなくなって、甘じょっぱい系のスナック菓子を食べているような感覚だ。元のやきそばはわりとしっかりしょっぱいので、甘いジャムなどを追加しても味の均衡がしっかり保たれる。

バニラアイスも溶けが遅く、ジャムとの相性もいいので意外とおいしい。麺との相性の部分でいうと、うまく形容しがたいが……塩キャラメルを初めて食べた時みたいな気持ちになり、個人的にはおすすめできる。

この味変を抜きにしても、パッケージから受ける印象よりもずっと食べやすい商品だった。ご飯代わりというよりは、三時のおやつに適している感じだ。今回記者は通販で購入。人気のためか都内スーパーでは見つけるのが大変だったので、見つけたら試しに一個買ってみてほしい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）