秋葉原で異様な光景を目撃 路上ライブのアーティストもついにバーチャルに
ついに無人ライブのアーティストもバーチャル化へ
新型コロナの影響なのか、いまでは路上ライブをするアーティストも以前にくらべて見なくなった。街を歩く人はじょじょに増えてきた気もするが、そんな中秋葉原で異様な光景を目撃した。
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■路上ライブも無人化
なんと、普通の路上ライブのセットにもかかわらず、アーティストはバーチャルという「バーチャルアーティスト路上ライブ」が開催されていたのである。
調べてみるとアーティストの名前は『ARU』、写真はあるものの実際にこの人は存在せず、創作物なのだという。なお、声はとある人が元になっているらしいが、その元の声も今後変わっていく可能性があるらしい。
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■意外と現場は盛況
バーチャルとはいえ、ただ曲流すだけなら人来ないでしょ…と思いきや、意外と現場は盛況で、中には人がいないのに撮影する不思議なのか時代の流れに乗っているのかよくわからない人も。
いままではアーティストが存在するということが当たり前だったが、もしかすると今後はアーティストがあえて実在しないことで、音楽やその他の表現にさらなる進化が生まれるのでは…? と地味に思ったイベントであった。
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■実在しないがSNSは存在
ARUのデビュー曲。
「YUMEGIWA LAST BOY × 深夜高速」
聞いてね。https://t.co/IiCPMa5T5o#ARU #デビュー #私は存在しない #でも生きている #バーチャル— ARU 🍍 Virtual Artist (@aru_a_r_u) September 29, 2020
ちなみに、ARUはリアルには実在しないものの、バーチャル空間には確かに存在しており、Twitterやインスタグラムのアカウントはあるようだ。
人物としてはいないのに、確かに存在はそこにある不思議なバーチャルアーティスト『ARU』。気になる人はぜひチェックしてみるといいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)