ソシャゲ課金経験は倍増、パソコン苦手派も… スマホがもたらした社会の変化とは
2014年から定期的に意識調査をしているしらべぇのデータと直近の調査結果を比較。スマートフォン関連で見えてきたのは…
携帯料金の値下げは、菅政権の掲げる政策の柱のひとつとなっているが、料金が高いとはいえ広く普及しているスマートフォンによって、インターネットの使われ方を大きく変化した。
ニュースサイトしらべぇが2014年から続けてきた意識調査を直近の調査結果と比較し、スマホやネットが与えた変化の大きさを見てみよう。
①4人に1人がネット情報を鵜呑みに
インターネット上には、さまざまなメディアやSNSなどに無数の情報が掲載されている。しかし、全てが信頼できる情報とは限らない。2016年調査で「ネットで見た情報をすぐ信じてしまう」と答えた人は17.6%だったが、2020年調査では26.2%まで増加。
「ネット上に確かな情報源も増えている」「信頼できる知人などからの情報しか信じないようにしている」などの対処をしている人もいるだろうが、やや危険な傾向にも感じられる。
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②ゲーム課金経験は2倍以上に
スマホの大画面を活かして次々に開発されているソーシャルゲーム。TVCMやネット広告で目にする機会も多い。ゲーム自体は無料だが、アイテムやキャラクターを手に入れるためのガチャで際限なく課金できてしまう仕組みには批判が集まることも。
2014年調査で、スマホゲームに課金経験がある割合は11.3%にとどまっていたが、2020年の調査では25.2%と大きく増加。無理のない範囲で楽しんでほしいが…。